こんにちはショーンです。
私は実際にロンドン駐在を経験して、海外勤務のメリットをたくさん感じました。

私自身、海外勤務を勝ち取るために、多くの労力をかけましたが、その労力以上の効果を1年経たずして得ることができました。
最初にメリットをまとめると、
・自分のキャリア形成が圧倒的有利になる
・グローバルを舞台とした仕事自体が魅力的
・高水準な生活水準!給与は1.5倍から2.0倍アップは当たり前
・語学力の向上、その語学活用による情報収集の質と量の向上
・新しい文化を経験することにより、人間としての深みが増す
・損得勘定なしで、エリート達との人脈を形成できる
・ビジネス面以外の飛躍的な自己成長
になります。
ではそれぞれ見ていきましょう。
Contents
自分のキャリア形成が圧倒的有利になる
まず、1つ目は「キャリア形成が圧倒的に有利になる」ことです。
日本人のほとんどは、生涯日本だけで働くことになります。
そのため、海外勤務をしたという事実だけで「社内」や「転職市場」での価値が高くなります。
実際、履歴書に「海外勤務」と書くだけで、転職エージェントから毎日スカウトが来ます。
例えば、私はロンドンに駐在しましたが、自分の専門分野(マーケティング、営業など)に加えて、
海外勤務できる人、英語ができる人、イギリス(ロンドン)の知見がある人
と評価されます。
キャリアを形成するときも、海外勤務経験を軸にした転職も可能ですし、英語力やイギリス地域を軸にした転職も可能でした。
海外勤務をすることで、圧倒的に市場価値が高まり、キャリア形成の選択肢が増えたことは、非常に大きなメリットでした。
グローバルを舞台とした仕事自体が魅力的
そもそも、仕事自体が非常に魅力的なのです。
なぜなら、「各国の外国人」と、「1つ上のポジション」で、「自分で試行錯誤」しながら、働くことができるからです。
多様性に富んだビジネスパートナー
今まで日本市場で日本人としていた仕事を、海外市場で多様性に富んだ外国人と働くことができるのです。
価値観が違う外国人とコミュニケーションをとりながら、ビジネスを進めていくことは非常に難しいですが、その分やりがいがあります。
1ランク上のポジションの役割
また、海外駐在の場合は、1ランク上のポジションで海外赴任する場合もあります。
仕事というのは、誰かの指示で動く「担当者」よりも、自分の指示で動かす「指揮官」の方が面白いのです。
仕事自体のスケールが大きさや、部下を持つ経験により、ビジネスの視座が高くなります。
全て自責で進める楽しさ
仕事の働き方は日本と違い、明確化された仕事を自分の責任範囲で進めていくことになります。
そのため、プロセス自体はあまりこだわらず、結果をしっかり見られる文化になります。
日本のように、最終ゴールにたどり着くまでの「無駄なプロセス」はほとんどありません。
今まで日本で無駄と感じていたプロセスを削ぎ落とし、自分で試行錯誤しながら進めていく仕事はとても楽しいです。
高水準な生活水準!給与は1.5倍から2.0倍アップは当たり前
高い給与水準
私がロンドン駐在した時の年収は1200万円程度でした。駐在前が650万円だったので、約1.8倍になりました。
他にもたくさんの手当てがあり、高い生活水準の暮らしをできます。
給与/手当てに関しては、下記の記事に詳しく記述しています。
ダダで夢のタワーマンションに住める
海外駐在の場合は、高水準の家賃手当てが支給されます。
私のロンドン駐在の場合は、約35万円支給されていました。
単身のため、ロンドン中心のタワーマンションに住んでいました。
もし既婚子供持ちの家族であれば、高級住宅街の一軒家に住むことができます。
日本の普通のサラリーマンだと住むことができない場所です。
一時的ですが、高生活水準を経験することで、物事を見る視座を高めることができます。
*実際の額は、企業、国や地域によって異なりますが、高水準であることは間違いありません。
語学力の向上、その語学活用による情報収集の質と量の向上
海外勤務をすると、語学力が大きく飛躍します。
その結果、コミュニケーションを取れる人数も増え、アクセスできる情報の数も増えます。
まだ英語にしか訳されていない本を読むことができたり、「日本のマスコミ」と「海外のマスコミ」が提供する情報を比較することもできます。
例えば、東日本大震災が起こった時、「日本のマスコミ」が提供する情報と、「海外のマスコミ」の情報は全く異なるものでした。
日本語しかアクセスできない人は、情報を選別する権利さえ与えられないのです。
語学力を向上させ、情報収集源を分散することで、質の高い情報を収集できるようになります。
新しい文化を経験することにより、人間としての深みが増す
人間の深みとは、「実際の経験」と「物事の考え方」の掛け算です。
日本にいるだけだと、そもそも日本を基準とした考え方しかできません、
しかし、海外で新しい文化を経験することで、別の視点で物事を考えることができるようになります。
もし、東南アジアやヨーロッパで海外勤務するのであれば、格安で海外旅行に行き、たくさんの国の文化を学ぶことができます。
海外勤務をすると、日本では学ぶことができない、貴重な学びを得ることができ、人間としての深みが増します。
損得勘定がなしで、エリート集団の人脈が形成できる
社会人になると、人間関係に流動性がなくなり、同じメンバーと遊ぶことが多くなります。
しかし、海外勤務が決まると、付き合っている友達と一時的に距離を置かざる得ません。
そこで、海外勤務者は「現地で新しい人脈」を求めるのです。
幸いにも、海外勤務地にはたくさんの日本人コミュニティが存在し、そこで新しい人脈を形成することができます。
しかも、ほぼ全員が選ばれしエリートとして駐在していたり、目標を持った行動力がある人が海外勤務をしています。
そのため、日本では会えないような「質の高いビジネスパーソン」に会うことができます。
もちろん国/地域によっては、一流MBA等の学生と交流する場もあります。
「周りにいる5人の平均があなたのレベル」との名言がありますが、海外で出会う人のほとんどはレベルが高いです。
結果的に、周りの視座や思考力が高くなるため、自分のレベルを引き上げてくれます。
ビジネス面以外の自己成長
最後に挙げたのは、ビジネス以外の成長です。
ほとんどの人は、仕事のために生きていません。人生を豊かにするための手段として仕事をしているのです。
海外勤務により新しい文化を知ることや、高い給与で普段買えなかった物を買える、頻繁に旅行に行けるなど「人として豊かになる」ことができます。
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