この記事は、私の経験と偏見をベースに、
・ずっと高学歴コミュニティに所属している方に低学歴の生活を知ってもらい
・現在、低学歴コミュニティに所属している方に抜け出すことを推奨し、生活を豊かにしてもらう
ことを目的としています。
記事の流れは、大きく3つに分けて進めていきます。
1、低学歴コミュニティーはどのような世界なのか?
2、なぜ所属してしまうのか?
3、どのように抜け出すのか?
結論
まず結論ですが、3つの問いに対する回答はこのようになります。
低学歴コミュニティーはどのような世界なのか?
→「将来へ向けた投資を行なわず、優先的に目先の欲望を満たす世界」
なぜ所属してしまうのか?
→「基本的に親がポンコツ、そうでなければ本人がポンコツ」
どのように抜け出すのか?
→「あなたが今所属しているコミュニティでマイノリティーになる選択をする」
では、それぞれの詳細について、触れていきます。
低学歴の世界
低学歴の世界を一言で表すと、「将来へ向けた投資を行なわず、優先的に目先の欲望を満たす」ような世界です。
私の好きなガンジーの言葉で表すと、
Live as if you were to die tomorrow (明日死ぬかのように生きなさい)に、人生を全振りしている生活のことです。
彼らは、自分の未来のことを考えることは、ほとんどありません。
Learn as if you were to live forever(永遠に生きるかのように学びなさい)という価値観を持っている人はほとんどおらず、その日、その場を楽しむために毎日生きています。
何かを学ぶために本を読んだり、勉強したりすることがないため、世の中の本質を知らない人が大量にいます。
物事の上辺だけを見て、自分の狭い視点から評価・比較をしてしまうため、自分のことを過大評価している人が大量にいます。「自分で作った井の中のレベルの低い蛙」状態です。
また、一度低学歴社会に入ってしまうと、そこから抜け出すことは容易ではありません。
人間は、身近な人やコミュニティに大きな影響を受ける生き物ですし、究極的には身近にいる人と比較し、そこで満足してしまうからです。
所属してしまう理由
低学歴コミュニティに所属してしまう理由は、
「基本的に親がポンコツ、そうでなければ本人がポンコツ」
のどちらかになります。
親がポンコツ
あなたが低学歴の世界にいるなら、その原因は親の可能性が高いです。
特に、小学/中学/高校までの比較的若い年齢であれば、進路の方向性は親の意向や考え方の影響を大きく受けます。
そして、この若い年次において、あなたが低学歴コミュニティに所属している(いた)のであれば、親が高学歴コミュニティに入れる選択をしなかった(できなかった)ことが主要因になります。
*子供の進路において、スポーツや文化系活動などに力を入れている場合は除きます。
その親の特徴は、
・勉強することで生まれるメリットを知らない。
・高学歴の世界に所属するメリットを知らない。
・子供に勉強を教える時間的、金銭的余裕がない。
・子供より自分を優先している。
・考え方にバランス感覚がない。
・低年収思考。
・運が悪い。
この特徴からイメージできることは、元々親も低学歴であったか、人間としての質が低いということです。これが、低学歴の親の子供が低学歴になる構図です。
本人がポンコツ
低学歴の世界にいる人が全員ポンコツということはありません。
ただ勉強していなかっただけの地頭が良い人や、勉強は苦手でも人望あるリーダーような魅力的な人もいます。
このような人は、自分の意思が影響しやすくなる大学受験で良い大学に進学したり、ビジネスで成功したりしています。
一方で、親がしっかりしていて、勉強する価値を理解し、時間、お金を投資したにも関わらず、低学歴な世界にいる人は、基本的に本人自身がポンコツです。
このタイプでも、独自の道を歩んで成功している人もいますが、ほとんどの人は、親に反発した人、親の期待に応えられなかった人、逃げ出した人であり、子供の頃から負け癖が根付いてしまい、負のオーラを放っています。
成功体験も極端に少なく、残念ながら、一番挽回することが難しいタイプです。
低学歴コミュニティから抜け出す方法
では、どのように抜け出すのか。
抜け出すというのは、学歴ロンダリングをするという意味ではありません。人生をより豊かなものにするために、新しい高いレベルのコミュニティに所属するということです。
その方法は、「あなたが今所属しているコミュニティのマイノリティーになる選択」をすることです。
周りが専門学校や就職、低学歴の大学を選択するのであれば、必死に勉強して、良い大学を目指してください。
周りが地元に留まるのであれば、あなたは大都市に一人で上京してください。
周りが日本に留まるのであれば、あなたは海外を選択肢に含めてください。
周りが仕事後毎日飲みに行ってるのであれば、あなたはスキルアップの勉強をしてください。
この選択は、本当に難しくハードルが高いことですが、その意思決定があなたの将来を大きく変えます。
最後に
私は、約10年前にマイノリティーになる選択をして、今では20代で年収が1,200万円以上あります。
年収だけでなく、低学歴コミュニティから抜け出せたことで、たくさんの豊かな経験をできたと思っています。
マイノリティーになる選択をした時は、周囲の友達がいなくなり、非常に孤独な時を過ごしましたが、振り返るとその選択をして良かったと思います。
そして、その孤独は一時的なものでした。なぜなら、現状のコミュニティでのマイノリティーは次に所属するコミュニティでのマジョリティだったからです。
そこで新しい高いレベルの世界を見た後、そのコミュニティーでまたマイノリティーになる選択をしました。
さらなる孤独を乗り越えた時、また一つレベルの高い世界が見えるようになりました。
現在は、幸運にもインターネットが発達し、様々な情報を簡単に収集できるような時代になっています。
身近な人と比較するのではなく、自分より下の人間と比較するのではなく、いつどんな時でも自分より優れた人と比較してください。
そして、その人に追いつくために、なにをすべきか考えてみてください。
End